うつ病はこころの風邪といわれています。風邪といえばだれでもかかる病気の代表ですが、うつ病もそんな風邪と同じようなもんだとされています。つまり誰でもT突然発症する可能性があるのです。うつ病になる原因として世間一般的に最もよく知られているのがストレスです。現代社会は特に対人関係が希薄になっていることによって一人一人がストレスを抱えやすくなっています。ところがうつ病になる原因はストレスだけではありません。実は私たちが日常的に過ごしている部屋の環境が原因でうつ病を発症することもあることが様々な研究結果によって分かってきています。うつ病の原因になるとされている部屋とは具体的にはどういった所か知っておきましょう。もしも該当する部分がある人は出来るだけ早い改善が必要です。まず、日当たりが悪い部屋がうつ病になりやすい部屋に該当します。日当たりが悪い部屋というのは暗い雰囲気でどうにも精神的に落ち込みがちではないでしょうか。これは思い込みなどではなく、実際に神経伝達物質が必要な栄養が日光が少ないと不足するため、ネガティブな気持ちになりやすいのです。立地でどうしようもない倍もあるかもしれませんが、出来る範囲で日光を部屋に取り入れる工夫をしましょう。無機質な部屋というのも精神的にはあまり良くないと言われています。自分の部屋というのは唯一誰にも気兼ねせず自分の思いのままに過ごせる空間ですが、そんな空間が無機質で面白みがない場所だと気分が高揚しません。とはいってもいきなり家具などを買い替えたりするのは大変です。自分が好きな小物を部屋のスペースに置くようにしてみてください。アニメやゲームが好きな人は自分が好きなキャラクターのフィギュアを置いてみるのも良いでしょう。自分が好きなものが視界にあると自然とテンションが上がり、ネガティブな気持ちになっても多少和らぎます。整理整頓が出来ていない部屋もあまり良くありません。特にキッチン周りはキッチンの汚れ具合がうつ病の程度を知るバロメーターになると言われているほど重要な場所です。仕事などで精神的に疲れるとどうしても自分で料理を作ろうという木になりません。そしてさらに深刻になると使った食器を洗う気力さえなくなり、部屋が散らかっていても気にならなくなります。特に主婦でうつ病を発症した人の場合は使用した後の食器を片付けなくなることから始まって、掃除もしなくなって部屋が汚くなり、家庭環境が崩壊するというパターンがとても多いです。また、汚い部屋に帰ってくること自体がストレスを溜めこむ原因になります。部屋が汚れることによって負の連鎖が引き起こされるのです。